先日はこどもの日でしたね。
我が家では両親から届いた森のままごとを娘に渡して一緒に遊びました。
無塗装・無着色のブナ材を使用した木のおもちゃで、とってもいい香りです。
娘が生まれた時に木のおもちゃをプレゼントされてから、木育(もくいく)と言葉が目につくようになりました。
今日は木育についてと、実際に使ったおすすめのおもちゃをご紹介いたします。
木育(もくいく)って何?
木育とは
平成16年に北海道庁から提唱された新しい教育です。
「木を子どもの頃から身近に使っていくことを通じて、人と、森や木とのかかわりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いを『木育(もくいく)』という言葉にこめました」「子どもをはじめとするすべての人びとが、木とふれあい、木に学び、木と生きる。それが『木育』です。」としています。
~北海道庁 HPより
知らなかったです!
木育って言葉は北海道から生まれたんですね。
読んでみると素敵な取り組みだったのでお時間ある方はぜひ読んでみてください。
私は北海道出身で満天の星空が常に見える所に住み、山や川で遊ぶ幼少期を過ごしました。
父は山菜取りや川釣りが大好きで、我が家の旅行はキャンプが主でした。
木育のレポートを読んでみて、当たり前に大自然を享受した中で気づかなかったことや、都会に住む娘に対して、また家族としてどこで生きて行きたいのかを少し考えさせられました。
木のおもちゃって何がいいの?
「木のおもちゃは何となく温かみを感じていい気がする」とは思っていましたが、調べてみると木はおもちゃとして製品になった後も、空気や水分が行ったり来たりしていることがわかりました。
そのことが触ったときに温かみを感じる原因だったんですね。
実際に娘が木のおもちゃで遊んでいるのを見ると、手触りや香り、舌触り(赤ちゃんはなめるので)など五感をフルに使っていると感じました。
また赤ちゃん用の木のおもちゃは安全性を遵守しているものが多く、舐めても大丈夫な素材を使っています。
では実際に0歳~1歳に娘がお気に入りで使っていた、おすすめのおもちゃをご紹介いたします。
0歳~1歳におすすめの木のおもちゃ
森のにぎにぎ
娘が0歳3ヵ月の時にはじめて掴んだおもちゃです。
渡した時はにっこり笑って力強く握っていました。
ひっぱってもなかなか取れませんでしたね。
慣れるとそのうちクンクン嗅いだり、ボールを舐めたり、ブンブン振って楽しんでいました。
森のコロコロ
0歳4か月に渡したのは音がなる森のコロコロです。
はじめは音を鳴らすことができず持っているだけでしたが、段々転がすようになり、最終的にはしっかり掴んで音を鳴らすことができました。
バーディラトル(マラカス)
MAYA ORGANIC マヤ・オーガニック BIRDIE バーディ・ラトル
何とも愛嬌のある顔をしたこのマラカスは娘が遊んだおもちゃというより、私たちが泣き止みに使っていたものです。
色々試して一番効いたのはマラカスでした。
我が家で他に0歳児の泣き止みに効いたのは
・レジ袋の音
・テレビのザーザー音(YouTube)
ですが、持ち運びに便利という点で我が家はマラカス一択でしたね。
歯固め(たまご)
歯が見えはじめてきた0歳6か月頃に歯固めとして使っていました。
ウレタン塗装などをしていない安心した素材です。
気づくといつも噛み噛みしていました。
カタカタ(ひよこ)
こちらも歯固めと同時期に渡したものです。
なめらかな手触りに仕上げた、ひよこの形のカタカタです。その名のとおり左右に揺らすとカタカタと可愛い音がします。
はじめはうまく音を鳴らせずただの歯固めになっていましたw
ひよこというか雰囲気はムーミンのニョロニョロに近いので、我が家ではニョロニョロと呼んでいました。
1か月もすると娘は上手に鳴らせるようになり、ケタケタ笑いながら振ってました。
まあるいつみきmini
1歳になる頃、はじめての積み木として与えたのはこちらのまあるいつみきminiです。
河原の石をモチーフにしていて、16種類の木の、音・香り・手触り・色・重さの違いを感じ、遊びながら五感の発達を促してくれるつみきです。
ひとつひとつに木の象徴となるイラストが描かれていてとっても可愛いです。
はじめは触って匂いを嗅いだり、音を鳴らして遊んでいました。
色々な香りや手触りは大人でも楽しめますよ。
※グット・トイとは35年続いている賞で、2000人に及ぶ遊びのスペシャリストが年に1度選ぶおもちゃです。毎年素晴らしい木のおもちゃが選出されているのでぜひサイトをご覧ください。
虹色木琴
こちらはグット・トイ2012に選ばれたおもちゃの虹色木琴です。
2歳5か月になった今でもときおり出して遊んでいます。
職人が1本1本手作業で調律した本格タイプの木琴で、木材は北海道産のイタヤカエデを使っており、着色は自然塗料を使用していてとっても素敵な色です。
好きなように並べたり、1本ずつ叩いて遊んでいます。
音色が非常に美しく響くので、子供が長く遊んでいてもうるさいとは感じません。
おふろであそぼ
海の生き物をモチーフにした遊具のおふろであそぼです。
ピースが浴槽にぷかぷか浮くので、付属している、わっか(ポイ)を使って金魚すくいのように楽しめます。
香りが良くながく遊べますが、利用した後は必ずお風呂の外にだして乾かす必要があります。
木育体験ができる場所
まだまだ自粛モードですが、明けたらぜひ行っていただきたい木育が体験できる場所をご紹介いたします。
東京おもちゃ美術館
校舎を改装してできた東京おもちゃ美術館で、新宿区にあります。
娘が1歳半頃に行ったのですが、思っていたよりもとても広くてびっくりしました。1度ではすべてを遊びきれなかったくらいです。
0歳~1歳までにおすすめの部屋は3つ
赤ちゃん木育ひろば(1階)
こちらは0歳~2歳までの赤ちゃんと家族専用の部屋です。
安心して赤ちゃんを遊ばせることができるのでおすすめです。
近くに指導員の方が何名かいらっしゃるので質問もできますし、月齢にあったおもちゃも紹介してくださります。
おもちゃのもり(2階)
娘は1歳半でしたがおもちゃのもりが1番気に入っていました。もりの中には大小色々な部屋やテーマがあり、飽きることはありません。
おもちゃのまち きいろ (3階)
ごっこファーム、ごっこハウス、ごっこショップがあるお部屋です。
写真に写っているごっこファームが一番人気。
大根やニンジンを抜いたり洗ったり、キノコを収穫したり、とにかく面白い。
娘はひたすらキノコを収穫していました。
真ん中には世界各国の楽器を弾いて楽しめます。
楽器がよほど楽しかったか、娘よりも主人がこの部屋から出たがりませんでしたw
他にも魅力的な部屋がいっぱいありますが0歳~1歳が木育を楽しめるという点では、上記の3つが超おすすめです。
小学生低学年くらいまでのお子様でしたら楽しめるおもちゃが沢山ありますよ。
姉妹美術館が全国にあります
東京おもちゃ美術館には姉妹美術館があります。
素敵な美術館ばかりなのでHPを覗いてみてください。
◆沖縄 やんばる森の美術館
◆2021年秋オープン予定 檜原村おもちゃ美術館
無印良品 木育広場
北海道から沖縄まで、東京おもちゃ美術館が監修した木育ひろばがあります。
ぜひお近くの場所を立ち寄ってみてくださいね
無印 木育ルーム(渋谷)
木育をおこなってくれる託児所です。
週替わりでプログラムが変わり魅力的な木のおもちゃが一杯です。
1時間1500円ですが無印で3000円以上お買い物すると1時間無料です。
娘も保育園の長期の休みの時に何度か利用しました。
事前に予約をすることをおすすめいたします。
感想
いかがでしたでしょうか。
子供のおもちゃを考えるって楽しいですよね。
今日ご紹介させて頂いた以外にも素敵な木のおもちゃは沢山あると思います。
ぜひ検索してみてください。
素敵な木のおもちゃとの出会いがありますように。