私は東京都世田谷区にある東京マザーズクリニックにて2017年秋に娘を出産しました。
今回は当時を振り返り、無痛出産やクリニックを選んだ経緯をご紹介いたします。
なぜ無痛出産を選んだのか
私は20代半ばの頃から痛みにはかなり弱く、もし出産するなら漠然と無痛がよいと思っていました。
芸能人がフランスで無痛出産をしたという記事を雑誌で読んでからです。
当時の日本は無痛出産をしている病院がほとんどなく、フランスに行くしかないと思っていたくらいです。
※参考 2016年海外の無痛分娩率
フランス82.2%、アメリカ73.1%、ドイツ20~30%、イギリス60%、
カナダ57.8%、フィンランド89%、イスラエル60%、シンガポール50%
そして30代後半のいわゆる晩婚だったため、結婚後改めて日本で無痛のできる病院があるのか気になり調べてみることにしました。
結果東京でも色々な病院で無痛出産をできることがわかりました。
それでも日本ではまだ無痛出産の割合は少なく(2016年には6.1%)、「無痛出産をする」ということに対して不安がなかったわけではありません。
ただ
・母が無痛を取り扱っている産婦人科に長年勤めていたこと。
・友人が無痛出産をしていて詳細を聞けたこと。
・結婚当初から産むなら必ず無痛出産にしたいというのを主人が了承してくれていたこと。
このように身近に無痛出産について理解がある人がいてくれたおかけで、無痛についてきちんと調べていざ妊娠した時のために備えることにしました。
候補にあげたクリニック
調べた中で無痛出産は完全無痛分娩と和通分娩の2種類がどうやらあるということがわかりました。
且つ病院によっては2つの言葉の定義が違うということがあるということも。
これは出産方法について言葉だけでなく定義も含めて病院ごとにリサーチする必要だと感じました。
東京衛生病院
当時杉並区に引っ越す可能性があったため候補に挙げていました。
24時間365日対応で口コミも良く、値段も手ごろだったので杉並周辺だったら間違いなくこちらのクリニックを選んでいたと思います。
田中ウィメンズクリニック
世田谷区 自由が丘駅 田中ウィメンズクリニック
当時かなり有名なクリニックでした。
年齢的にマタニティビクス受講が必須だったので外しました。
※2020年7月に閉院されるそうです。
国立成育医療研究センター
世田谷区 用賀駅 国立成育医療研究センター
ハイリスクにも対応可能な病院です。40歳での出産だったため候補に入れていました。
等々力産婦人科
かなりおしゃれな外観のクリニックです。
先生の雰囲気が物腰が柔らかいという口コミがありました。
東京マザーズクリニック
世田谷区 用賀駅 東京マザーズクリニック
完全個室で24時間365日対応のクリニック。
口コミやブログをみていても良いものが多かったです。
私が求めていた希望と合致したのが東京マザークリニックです。
最終的に東京マザーズクリニックを選んだわけ
・完全無痛出産(陣痛から痛みをやわらげ完全に無くすこと)
・家からタクシーで15分~20分くらいのところ
(いざとなった時にタクシーで通えるほうがよいと考え、タクシーで30分以上かかるところは候補から外しました)
・高齢出産の受け入れがあること
(40歳で出産したのですが、年齢で受け入れ不可のところがありました)
・24時間無痛分娩可能な体制であること
(24時間体制も大切なポイントです。無痛分娩を希望しても麻酔担当医がいない場合、自然分娩になったという体験レポは結構ありました)
・主人が立ち会えること&検診に同行しやすい場所であること
・医師の実績
・完全個室
※里帰りして母が務めていた病院で産むという手段もありましたが、定期検診をみてくれるところで産みたかったことと、主人が立ち会い&検診同行が希望だったため早々に候補から外しました。
最終的な決め手
結果希望した条件にあったところは2つに絞られていました。
実際に電話して出産予定日に空きがあるか確認したり、周辺に行ってみることにしました。
そう最終的な決め手は周辺環境でした。
10か月近く通い続けるとしてどちらがいいか検討したのです。
正直最終候補の2つは希望条件は満たしているし、食事も美味しそう、
かなり迷っていました。
で、主人が一言「実際に2人で行ってみよう」と。
2つを行き比べた結果、最後は気持ちよく通い続けられそうなところにしようということで東京マザーズクリニックになったのです。
実際に通い始めてすぐに「あー、ここでよかった」
受付のコンシェルジュの方は優しかったし、入院時はなおのことスタッフの皆さんが本当に素晴らしかったです。
※もし出産したいという病院が決まっている場合は、早めに検診などに出向き予定日付近が空いているか確認もしくは予約するのをおすすめいたします。
人気の病院は産月によって早く埋まることもあるようですよ。
最後に
いかがでしたでしょうか。
まずは無痛出産かどうかにかかわらず早めの段階で出産したい病院のリストを作っておくことをおすすめいたします。
おまけ 陣痛タクシーについて
陣痛タクシーをご存じですか?
東京23区、三鷹市、武蔵野市に限ったサービスになってしまいますが事前登録しておけば道案内が不要というものです。
24時間365日受付していますし、急に陣痛が来た時、一人で居たときに何かあった時など不安だったので登録していました。
登録は無料なので気になった方はHPを見てみてくださいね。
https://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/jintsu.html
というわけで東京マザーズクリニックを選んだわけですが、
計画出産入院予定日の前日に陣痛が来て無痛出産になりました。
続きはこちらのブログになります。