さて本日は前回のブログの続きで、大学病院へ緊急搬送されてからの入院生活についてです。
前回のブログはこちら
大学病院での生活
大学病院入院1日目
緊急オペの後は身体を動かすことができないということで、そのまま手術台にて一晩を過ごすことになりました。
輸血と栄養の点滴が両腕に取り付けられたまま、コンビニご飯を食べ終わった時刻は21:00。
大学病院入院2日目
夫にはすぐに赤ちゃんがいるマザーズクリニックへ様子を見にいってもらい、 私は健診と看護婦さんによる母乳指導を受けました。
赤ちゃんがそばにいなくても毎日マッサージは必要だとのこと。
夜夫から娘の写真が送られてくる。早く会いたい。
大学病院入院3日目
朝ご飯が終わると前触れもなく、「〇〇教授の回診でーす!!」の声が。
白い巨塔か!!財前教授の回診か!!!!
一人でテンションがあがる。
(知らない方はぜひ白い巨塔のドラマをご覧ください。かなり面白いです。あ、唐沢さんバージョンが私はおすすめです。)
5人くらいで来られました。おぉぉおぉ。
急患で運ばれた時に、私がお偉いそうな先生と呼んでいた方でした。
やはり教授でしたか・・
「おはようございます。この後の検診で特に問題がなければ、元のマザーズクリニックに戻っても良いですよ。早く赤ちゃんに会いたいですよね。」
きょ、教授ありがとうございます!!
検診の結果戻っても大丈夫だということになり、すっかり元気になってすたすた
廊下を歩いていたら、ナースセンターの方に驚いた顔でじろじろ見られました。
退院時は元気過ぎたのか「すいません。一応格好だけでもタンカーに乗ってもらえますか?」と言われる始末。 皆さまが思った以上に回復が早かったようです。
病院専用のワゴンで担当医の方が同乗し、東京マザーズクリニックまで送ってくださいました。有難い!!
ワゴンで病院に到着すると、受付のコンシェルジュの方や看護婦さん
皆さんに出迎えられて「おかえりなさい!」と笑顔で言われて嬉しかったー。
東京マザーズクリニックに戻ってきた
東京マザーズクリニック入院1日目
ようやく娘と対面。「小さい~」「ふにゃふにゃする~」とデレデレ喜びを味わっているのもつかの間、授乳、おむつ変え、寝かしつけ、ひととおり夫と一緒に助産師さんから学びました。 メモメモ。
マザーズクリニックでは基本的には母子同室なので何かあればナースコールを呼んで対応してもらうことになります。
また24時間いつでも体調がすぐれないときや、お風呂に入るときなどすぐに預かってくださるので心強かったです。
入院中助産師さんから学んだこと
助産師さんからは入院中、沢山質問をして多くを学ばせていただきました。
事前の勉強で知らなかったことをTIPSとしてあげてみます。
・くしゃみ ➡寒さより鼻の乾燥を疑う。風邪かなと思ったら体温計で確認。
・しゃっくり ➡慌てず止まるまでまつ。
・げっぷをさせたいとき ➡膝の上に乗せ、背中を下から上へさするだけでOK。
これはびっくりしました。トントンするかと 思いましたが、新生児のうちはとくに優しくさするだけで大丈夫だといわれました。
・昼と夜の違い➡昼は飲んだらすぐ寝る。夜は飲んでも起きてることが多い。
・泣いたら次の順番で対応する
①おむつをみる②だっこしてあげる③ミルク
これは本当に使えたTIPS、泣いている原因は大半がおむつでした。
知らなかったら無駄にあたふたしてたかも。
・胸が張ってたら ➡飲ませる前に若干しぼる。時間があれば色々な角度からゆっくり5分くらいしぼる。これにより詰まることを防げる。
・ミルクを飲んでる最中に寝てしまったら ➡上唇をちょんちょんすると続きを飲んでくれるよ。
・ひどい便秘のとき➡綿棒にワセリンをつけて20秒くらい肛門をぐりぐり。
入院1日目のお昼&夜ご飯。栄養価も高くてとても美味しい。
2日間いわゆる病院食だったので、美味しいご飯が胃に染みわたるぅ。
部屋の備え付けのノンカフェインのハーブティー
とにかく授乳してると喉が渇くし、美味しくて何度も追加おかわりしました。
帰ってから同じものをネットで注文。授乳のお供になりました。
他にも日替わりで手作りのおやつと夜食がつきます。
すぐに食べちゃって写真に残ってなかったので、公式ブログより。
東京マザーズクリニック入院2日目
朝食は部屋食にしました。クリニックでは同時に入院している方と交流をするために、皆で朝食をとることも可能です。
食後は娘を預けてシャワー。シャワー室にあったのはボタニカルコスメブランド
Aesop(イソップ)です。香りがいい~。幸せ~。
午後一は沐浴トレーニングに参加。マンツーマンで教えていただきます。
自宅では夫にやってもらう予定だったので夫がメインで挑戦。
そして家族が初めて赤ちゃんと面会に来てくれました。
夜ご飯。 昼ご飯はバタバタしていたので写真を取り損ね。
そしてこの日はお部屋にクリニックから可愛いお花が届けられる。
花の香りで幸せな気分になりました。
東京マザーズクリニック入院3日目
朝食。 毎日洋食と和食が入れ替わります。いつも写真とるの忘れちゃう。
食後は検診と明日の退院に向けて準備したり、助産師さんを都度つかまえては疑問や気になったことを質問していました。
お昼&夜ご飯
このキンパ美味しかったー。
そしてここで搾乳機のお話。
メデラ3種の神器
クリニック滞在中、メデラの授乳機を試すことができました。
気に入ればクリニックで購入も可能だったので、あまりの使い勝手の良さに
メデラ 手動式搾乳器を購入。
電動とも迷ったのですが、いつでもどこでも使えそうだったので手動にしました。
卒乳まで備品を変えたり、ボトルを追加発注したりしながら毎日使いました。
他にもクリニックでメデラ 乳頭保護クリーム ピュアレーン100 を追加購入。
これは四分の一に切って使っていました。赤ちゃんが飲むのに慣れるまで、腫れたりしたので必須でした。うまく飲めるようになったら必要なくなります。
メデラには本当にお世話になりました。
母乳生活最後まで大きなトラブルなく終えたことはこの3つのおかげだと思っています。
マザーズクリニック入院4日目 退院
最後の朝食。はじめて朝写真撮った。
4日間本当にありがたいご飯でした。
作りたてを都度お食事担当の方が運んでくださりました。
そしてお会計と最後の検診を終え無事に退院となりました。
※お会計は出産育児一時金+予約金+入院保証金の合計を差し引いた額のみの支払いとなります。
※大学病院で入院しましたが、マザーズクリニックに戻ってからは通常の入院日数で対応してもらいました。私が不在時の新生児保育料は追加で支払っています。
入院生活を振り返ってみました。
大学病院
実は、院内に「当院は看護婦が足りていません。」なんて一人当たりの患者数を書いたポスターが貼ってあったので、気になってナースコールを押しずらかったです。
一度どうしても聞きたいことがあって質問したら、検診の時に先生に確認してくださいと言われがっかりしてしまいました。
そんなこともあって後の東京マザーズクリニックの対応が天国のように感じました。
ただ術後の経過を考えると技術はとても素晴らしく、手術に立ち会ってくださった方々には感謝しかありません。
東京マザーズクリニック
良かったこと
・とにかく皆さんやさしい。定期検診、出産中、産後どの時期も本当に優しくしていただきました。
・入院中は日中夜問わず疑問や不安なことがあれば、すぐにナースコールをして教えていただける環境が本当に有難かったです。
・アメニティが充実していた。持ち物が最低限でよかったことは楽でしたね。
・食事が栄養満点で味も見た目も美味しかった。でも一番良かったのは主人がクリニックのメニューに感心して、産後毎日栄養満点の美味しいご飯を作ってくれるようになったことです。
・バーブティーが追加し放題。とにかく授乳を続けてると喉が渇く。遠慮なく何度も追加リクエストさせてもらいました。
気になったこと
・大学病院で入院していたこともありましたが、本来受けたかったアロママッサージの予約が間に合いませんでした。
・緊急オペになった際には大きい病院に行かなければならないこともあること。
個人のクリニックはこのリスクはあるかもしれませんね。
・トータル料金はかなり高額なこと。これはわかっていたことなのでいいのですが、検診を含め他のクリニックと比較しても高い部類にはいります。
いかがでしたでしょうか。
緊急入院したということで、かなりのイレギュラーなスケジュールになっています。
私にとって東京マザーズクリニックは控えめにいっても最高でした。
幸せなマタニティライフでしたし、産後2人での育児に必要なTIPSをすべて頂いた気がします。完全無痛出産の選択も良かったと思います。
退院後の乳児検診や赤ちゃんとママのための交流会なんかもよかったです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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