我が家では家計管理にマネーフォワードMEを使い始めて4年半になります。
毎月予算を決めて振り返りをするなど、家族をひとつのカンパニーとして家計を運用するようになりました。
今回はマネーフォワードMEの特徴と我が家での使い方をご紹介いたします。
夫婦共有で家計管理をするようになったきっかけ
結婚当初共働きの私たちは生活費を折半し、お互いの給与や貯蓄についてはノータッチでした。
家計のことを2人で考えるようになったのは結婚して1年後くらいです。
きっかけは子供ができた時の事を話したことでした。
私が産休・育休になった場合、いつ完全に仕事へ復帰できるかわからなかったので、事前に夫の給料だけで生活してみようかということになったのです。
その時に検討したのは2人で家計管理するためのアプリでした。
数社検討した結果、マネーフォワードにすることにしたのです。
※利用当初はマネーフォワードという名前でしたが現在マネーフォワードMEという名称になっています。
家計管理のスタート
まず夫の給与口座を生活口座にしました。
我が家の場合マネーフォワードMEに紐づいている銀行口座は生活口座のみです。
(家族の貯蓄用の口座や個人口座が複数ありますが連動させていません。)
夫婦で同じアカウントを共有していて、協力しながら家計管理をしています。
マネーフォワードMEの特徴
①自動家計簿を作成できる
銀行やクレジットカード、電子マネーと連動させて自動的に家計簿を作成できる。
②アプリとPCどちらでも管理できる
私はPCのみ、夫はアプリをメインに利用しています。
③銀行やカードの残高が見える
④毎月の支出を自動で分類
食費や日用品、Amazon、公共料金など自動で分類します。
⑤レシート撮影で支出入力できる
無料会員とプレミアム会員の違い
月会費500円でプレミアムサービスを受けることができます。
試してみたことがあるのですが、我が家の場合は生活口座として利用しているため、連携しているカードが5つなので無料会員で十分でした。
ただし資産運用として家庭にあるすべての口座を紐づくのであれば、無料会員には連携可能数が10件と制限があるため、プレミアムを選択するとよいと思います。
無料会員とプレミアム会員の違い
出典 マネーフォワード
我が家の家計管理の仕方
ひと月ごとに予算をたてる
予算項目
・夫の食費(仕事時のランチ代)
・夫のおこずかい
・家族食費&外食費
・雑費(日用品、医療費)
・レジャー費
・子育て費
・私のおこずかい
予算はかなりばっくりしてますよねw
勿論他に住宅費、携帯代、公共料金、保育料などがありますが特に予算は組んでいません。
現金の引き落とし
私がマネーフォワードMEで月集計し、現金の不足金もしくは余剰金を算出し、翌月予算と合わせて夫に引き落としてもらいます。
生活費は基本クレジットカードで精算しますが、まだ現金支払いしかできないお店がある項目(食費、雑費、レジャー費)はいくらか現金にしています。
月末の振り返り
毎月月末に夫婦で家計のMTGをしています。
二人でマネーフォワードMEの収入支出をチェックし、不明なところがないよう項目仕分けをします。
当月の収支内訳と前月とを比較したりしながら振り返りをし、必要があれば予算を見直します。
予算現金分の渡し
振り返りが終わったところで、引き落としてもらった予算の現金分の配分します。
その時に必ず「今月もお疲れさまでした!! 来月もよろしくお願いします」
とお互い一礼をして夫婦の振り返りは終了。
余剰金を貯金口座へ
基本的には給与から生活口座をひいた金額すべてを貯金口座に移行します。
その他
ボーナスのルール
ボーナスが出たらまず夫が自由に自分で使いたい金額を決め、同額を私も個人口座にもらいます。残りは貯金や旅行に使います。
児童手当
振込先を娘のための口座にしてすべて貯金。
認証保育園補助金
振り込まれ次第、即座に貯金口座へ移動。
私の仕事報酬
家計管理を夫婦でするようになってからの報酬は経費以外貯金口座へ移動しています。
また個人口座で株を保有していますが、詳細はまた別の機会に。
旅行
2人とも旅行好きな上に突然決まることが多いです。
旅行に関しては特に予算を設けず事後精算にしています。
感想
きっかけは子供ができた場合を考えてはじめた家計管理ですが、結果的に家族として一緒に生きていくんだな!という意識に変わりましたね。
妊娠する前に夫の給与だけで生活するリズムがわかったことで、子供のために私の仕事をセーブできる安心感もありましたし、何より貯金が習慣化されたことも大きかったです。
節約はあまり得意ではないですが、2人とも日常で散財するタイプではないので余剰したら貯金をするというゆるーいスタイルになっています。
それでも独身時代や夫婦で別財布にしていた時よりも、楽しくお金が貯まるのはいいですよね。
マネーフォワードMEの1番の魅力はカード提携数(銀行、クレカ、電子マネー、マイレージ)が多い分、自動家計簿を制作できることだと思います。
※2020年6月1日現在の登録可能サービス数 2617
私は母がレシートとにらめっこしながら家計簿をつけているのをみて、私には心底無理だと思っていましたから家計管理を4年半も続けているということは、いかにマネーフォワードMEが楽かということがわかります。
ぜひ楽しい家計管理を夫婦で実践してみてくださいね。