今回は10年前に受けたレーシックの体験についてご紹介します。
この10年大きなトラブルもなく過ごすことができました。
個人的な体験になりますが、レーシックついて気になっている方にリアルな体験が伝わればいいかと思います。
※前提としてレーシックの手術を勧めるものではありません。
あくまでも体験の一例としてご覧いただければと思います。
- レーシック前の視力
- レーシックをしようと思ったきっかけ
- レーシック手術をうけるまで
- レーシックの不安に思っていた事
- カウンセリングや検査を受ける
- 手術当日
- 視力が安定するまでの半年間
- 10年後の現状
- 感想
レーシック前の視力
小学生はじめての視力検査は0.8しかなく、中学生のころには両目が0.01にまで下がっていました。眼鏡が必要でしたが瓶底具合があまりに恥ずかしく、勉強の時とスポーツをするとき(ボールや味方が見えないので)のみ利用でしたね。
高校一年生になって初めてハードコンタクトを作り、それから17年近くコンタクト生活をおくりました。
途中ソフトコンタクトに変更も考えましたが、私の目(乱視&近視&黒目が大きい)のためハードから変更することができませんでした。
レーシックをしようと思ったきっかけ
はじめてレーシックを知ったのは就職活動時期に読んだ客室乗務員希望向けの雑誌です。
興味はありましたが手術費用が高く、まだ症例が少なかったので検討することはありませんでした。
本格的に受けたいなと思い始めたのは、社会人になりどんなに注意しても旅行先や日常生活でコンタクトを紛失し生活に支障をきたすことがたびたびあったからです。
ちなみにコンタクトを失くした裸眼0.01の世界はこんな感じです。
出典:buzzfeed
左1.5 右0.01
0.01はやばいですよね。常に水の中で目を開けた時のようにぼやけています。
またこれからの人生何かあった時にこのぼやけた世界で生きていくにはかなり不安でした。
そしてコンタクト代もかなりの金額になるのではないかと思っていました。10年で使った料金(ケア用品を含む)を出しているサイトによると、ハードコンタクトは53,080円とありましたが、私の場合1~2年に片方紛失したり傷ついて買いなおしていたり自宅は眼鏡を使っていたのでトータル20万くらいはかかっていたと思います。
私はハードコンタクトなので一番安く、現状コンタクトをしている方が94%がソフトコンタクトだったので参考までに調べてみました。
10年ケア用品を含むトータル金額
ワンデイ 428,039円
2ウィークリー 277,262円
1か月 119,800円
結構な額になりますよね。
さらに私もそうですがコンタクト利用者の6割近くが眼鏡と併用しているので、この金額に眼鏡代もプラスされますよね。
レーシック手術をうけるまで
受けたいと思ってから実際に手術を受けるまでには5年かかりました。
目の手術ということもあり、かなり慎重にリサーチしたからです。
結果的にオーダーメードできる機器を希望しました。
レーシックの不安に思っていた事
色々調べていく中で受けたい機器は決まったものの不安に思うことがありました。
①カウンセリングと当日の先生が違う事
②料金があまりに高かったこと
①目の手術をするのに事前で話すのが医師ではないカウンセリングで、当日いきなり会った方に任せるということにかなりの違和感と不安がありました。
当時大手のレーシックの病院は皆そんな感じでした。なので事前に当日執刀して頂く医師とカウンセリングをするクリニックを探したいと思っていました。
②10万程のレーシックもありましたが、私が希望していたのはカスタマイズできるレーシック機器でした。はじめ価格を調べた時は両目60万くらいでしたが、徐々に下がってきたので適正になるまで待つことにしました。最終的には28万で受けました。
適正価格になるまで私は腕がよい先生を探すことにしました。
この先生なら受けてみようかなと思っていた先生が独立してカウンセリングも直接してくれるというのをみつけ、最終的に手術を決意するのです。
カウンセリングや検査を受ける
まずレーシックを受けるにはカウンセリングや検査を受ける必要があります。
その際私がカウンセリングで希望したことはなるべく角膜を残すことでした。
2.0まで視力を出すことができると言われましたが1.2までに抑えて頂き、もう1、2度手術ができるほど角膜を残しました。
コンタクトと眼鏡どちらも1.2が見えていたマックスだったので、それ以上は必要ないと思いましたしね。
検査をして手術可能かどうか目をチェックされ私は可能ということになりました。
そして手術当日までコンタクトを外している必要があると指示され、2週間(コンタクトのタイプによってはもっと長い場合がある)眼鏡生活をしていました。
手術当日
手術自体は10分もかかりません。
点眼麻酔をして実際にレーザーが当たるのは10秒くらいかな。
手術後は簡単な検査で普通に帰れました。
次の日朝起きて目が覚めた時、クリアな世界に感動しましたね~。
視力が安定するまでの半年間
何も気にならなくなるのは半年後です。
レーシックは徐々に視力が良くなっていきます。
術後1週間の視力検査は0.8でした。
視力が安定しないので1週間は働かないほうがいいかもしれません。
また半年間はハローやクレアという夜まぶしく見えるという現象がありました。
私はしませんでしたが、車を運転する方は注意が必要です。
10年後の現状
先月検査してみたら現在視力は左1.2 右1.0 でした。
もともとドライアイでしたが常に目薬を利用しているところは変わっていません。
良かったこと
一番はもちろんコンタクト、眼鏡(度入り)を完全に卒業できたことです。
度なしのおしゃれ眼鏡もチャレンジできるようになりました。
また今まで海でコンタクトを流されることを恐れて遠慮気味だったマリンスポーツを、積極的に楽しめるようになったのも大きいですね。
後は目が大きくなったとよく言われました。
コンタクトで目がゴロゴロしなくなったので大きく開くようになったかもしれません。
悪かったこと
特に大きなことは見当たりませんが、ハローやクレア現象が収まるまでは若干不安でしたね。手術前からドライアイ気味でしたが、常に目薬は欠かせません。
感想
振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか。
私はかなり慎重リサーチして、手術をし10年を過ごしたわけですが、本当にやって良かったと思っています。この記事を書くまで自分の目が悪かったことを忘れているくらい今の目の生活が普通になりました。
レーシックが気になっていた方のご参考になれば幸いです。