私たち夫婦が出産した後、出産準備を振り返った時にやって良かったなと思ったことが5つありました。
今日はぜひ共有させていただければと思います。
- 家族のステートメントをつくる
- 出産までにやることを可視化し棚卸(スケジュール作り)
- 購入品のリストアップと選定セッション
- お互いの子供時代に関するストーリーテリング
- 二人の思い出&アルバム作り
- 最後に
家族のステートメントをつくる
入籍した日に二人で家族とはどのようなものかという話し合いをして「ファミリーステートメント」なるものを作成しました。
会社でいうと企業理念みたいなものでしょうか。
正直入籍したけど「家族ってそもそも何なの」って話し合いしてみようということになったわけです。
2人とも気になったことはすぐ「話し合いしよう」ってなっちゃうんですよねw
家族を一つの社会組織としてとらえてみたという感じです。
3つのカテゴリにわけて話し合いました。
・家族の目的(Purpose)
・価値観(Value)
・約束事(Promise)
例えば約束事で言うと子供ができてもお互い名前で呼ぶとか、2人の時間を月に何回もつなど追加されたわけです。
常に玄関に貼って見れるようにしています。
そして入籍日に決めてからさらに妊娠した後、子供が居るバージョンにアップデートしています
良かったこと
感謝をその都度伝えるや家を安心な場所にするというファミリーステートメントは今なお大切にしていることであり、2人が家族として一緒に生きていることを日々実感できることでしょうか。
出産までにやることを可視化し棚卸(スケジュール作り)
こちらは私がお願いして2人で取り組んだことです。
リサーチが好きな私は妊娠後やらなきゃいけないことを進んで調べ、自分だけが出産準備をやっているように感じたからです。
私はコツコツ型で主人はまとめてばーっとやるタイプで決断が早い。
リサーチしては「出産準備をわたしばっかりしている気がする」と勝手にもんもんとしていました。つわりできつかった時期だったせいもあるのかもしれません。
そのことを正直に話して一緒に可視化してもらうことにしました。
やり方はカフェに行き、ポストイットにざーっとお互いに思いつくやることリストを書いて(主に私ですけどw)時系列を予測してA4の紙に並べました。
・教育資金のプランニング
・親への報告タイミング
・保育園こと
・両親学級
・家のレイアウト
・出産祝い返しの検討
・安産祈願
などなど大きいことか小さいことまで思いつくことすべてです。
これは妊娠10週目くらいにやりました。
こんな感じ↓
完成したあとは家の壁に貼って気になったら付け足し、月始にはそのシートを使って具体的にどう進めていくのかMTGしました。
良かったこと
・やることが沢山あると思っていたのに書き出してみたら意外と少なかったこと。
・書き出して共有したことですっきりしたこと。
・私ばっかりという心理的負担が減り2人で出産に向けて取り組んでいけそうだと思えたこと。
所要時間は1時間半くらいだったので超おすすすめです。
購入品のリストアップと選定セッション
まず事前に主人の提案で夫婦共有のメールアドレスをつくり、共有のグーグルにスプレットシートをつくりました。
※夫婦共有のメールアドレスを作るのはおすすめです。
保活や通信教育の申し込み、宅配食品、不動産などいざというときに色々使えます。
基本的には私がリサーチしてスプレットシートにどんどん上げていきました。
そして妊娠5か月目ごろ主人と相談して決めたかった4つのアイテムを、カフェに籠って2人で選定セッション。
ベビーバス、抱っこ紐、ベビーカー、ベビー用寝具の4点です。
ベビー用品の本を2冊買って交互に読み、気になるものをリストアップ。
その後実際に2人で見に行きました。
良かったこと
夫婦で情報を共有することで一体感が増しました。
さらに結果的にスプレットシートはかなり機能するということで、その後の保活などにも活用し現在進行形で使っています。
①保育園・幼稚園候補
②産後ケア
③出産後の届出
④内祝い
⑤教育費概算
また防災グッツ、子供の病院、なども作成しました。
お互いの子供時代に関するストーリーテリング
こちらは主人の提案で実施しました。妊娠してからこんな風に育てたいね~、とかこんなこと習わせたいよね~、とか子供の教育について話をすることが増えました。
そんな時にどうしてもそれぞれの価値観に基づいて決めてしまいがちなんじゃないだろうか。互いの価値観のもとになったであろう人生の背景を知っておくことは大切なのではという話になったのです。
どのような教育を受けてきたというだけではなく、どんな遊びをしてきたかとか、今のお金の価値観(おこずかいなど)になったきっかけとか、祖父母とのエピソードとか、両親に対しての気持ちなど。子供時代のあらゆる原体験を話しました。
話しながら多くの気づきがありました。だから大切にしたい、という価値観もあったし。反面教師になってるな、というのもあったり。
でも結果2人で話して良かったことは「生まれも育ちも違えば価値観違うのはあたりまえ」という前提をもてたこと。そのことが非常に大きかったように感じます。
またどちらかの価値観がよいという話ではなく、いずれは娘も踏まえて3人で会話しながら丁寧に色々すすめていけたらいいねという結論になりました。
今は娘の興味を観察しながら丁寧に向き合っていきたいなと思っています。
ストーリーテリングしたカフェでの様子
二人の思い出&アルバム作り
さてこちらが最後です。
もともと私たち2人は付き合い当初からとにかく旅行が大好きで、暇さえあれば色々行っていました。妊娠してからは安全の範囲内で2人の最後の時間をゆっくり楽しみました。
付き合った当初から毎年アルバムを作成していましたが、2人だけのアルバムはこれで最後です。
このとき私は自由に旅行に行けなくなるのが怖かったですが、今は娘と3人の旅行を楽しんでいますし、互いに1人旅に出たい時はそれはそれで許容しています。
良かったこと
やはり出産後2人でゆっくり過ごすまでには時間がかかりました。
ですが私達の中では二人の時間を十分に満喫したね、という思いがありました。
またアルバムをつくったことで思い返すこともできます。
そして今は子供とだから行けるところや感じることを大切にしたいと思っています。
最後に
さていかがでしたでしょうか。
どれも本当にやって良かったなと思えることばかりをあげてみました。
今妊娠されていらっしゃる方はこの状況下不安になることも多いかと思います。
こんな時だからこそパートナーである旦那さんと一緒に出産までの道を歩んでいただけたらと思います。
何か参考になるようなことがあればうれしいです。